第一話 三学期、始まる!

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「何を今更。まさか、私の身体をずっと見ていたかったために、今ツッコミを入れたのか?やっぱりお前はエロ幸だな」 「もう!エロ幸エロ幸言うなー!」 「ちなみにシャンプーはお前がいつも使ってるスクセスだ」 チクショー! やっぱり使われてたかー! 「てか、いつまでもその格好だと風邪引くよ」 「それもそうだな。では、私も着替えるか」 と言って、姉さんはバスタオルを取ろうとする。 …待て。 その下は……! 「何も着ていないが、何か問題でも?」 …大アリだ。 姉さんには恥じらいってものがないのか? 「そういえばお前がここにいたか。ほら、出てけ」 「ここ俺の部屋なんですけど!?」 「そんなもの知らん!早く出てけ!」 追い出された。 何故? とりあえず、リビングに行って姉さんを待っていよう。 「そういえば保幸よ」 いきなりドアが開いた。 姉さんの身体が見えたが、気にしない。 「…な、何?」 「私の部屋から服を持って来い。ちなみに今日の下着は黒だからよろしくな」 「へいへい」 全く、世話の焼ける姉さんだ。 てか、服が自分の部屋にあるなら、自分の部屋で着替えればいいのに。 まぁ、また何か言われそうだから、素直に姉さんに服を渡して、俺はリビングに向かった。
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