全ての始まり

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コツン いつの間にか窓から差し込む光に気を取られていた 額を小突かれて我に戻る 「・・・・あ」 「どした?もしかして頭ぶつけてたりした?」 「あ、い いや 大丈夫です」 「そう? さ、さっさと片付けちゃおっか」 「はい」 テキパキと先輩はあっというまに本を棚に納めていく ・・・すげえ この人はなんなんだろうか 片付けの天才? やっぱり頭はいいのか? よく考えたら当たり前かもしれない 二年で学校のトップを任されたんだ それなりの凄さがあるはずなんだ・・・ 「いってぇ!!指挟んだ!!」 先輩が片足で跳ねる 前言撤回しとこうかなぁやっぱり・・・
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