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「さぁ 着いたよ」
「ありがとうございました」
コンコンッ
ドアを軽くノックして中に入ると、
中には・・・校長?
「へ?職員室・・・校長室?!」
「普通先にこっちでしょ?」
いや、そんな当然みたいな顔で言うなよ
つかさっき職員室って言ったじゃん
「いやぁ 途中で気付いてね?
ごめんごめん」
「はぁ・・そうですか・・」
初めはしっかり者に見えたけど、
結構適当だこの人・・・
「まぁまぁ ほら挨拶行った行った」
「あっ は はい 」
俺は校長室に入り、
校長先生と向かい合った
「透夜君だったね、
今日からよろしく
・・・にしても災難だったね!
入学式に痴漢で遅刻なんて早々出来ないよ」
「んぅ・・・別にされたいわけじゃないですよぉ・・」
「はっはっは まぁまぁ
そのうち酒の魚にでもなるよ そうそう、今日は全校退校時間が早いんだ
だから恐らく校内にはもうほとんど人がいないだろう 先生もね、
しかし、明日教室などがわからないのも困るから 篠原君に案内してもらってくれ」
篠原?誰だ?
「わかりました校長」
「うわっ! いいいつのまに!?」
「ん~ それがずっといたんだなぁ」
うそだ
だって俺一人で部屋に・・・「気にしない気にしない!行こ!」
「えっ は はい!」
「失礼しました」
「し 失礼しましたっ!」
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