もしもし地上のお二人へ

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「苦しいだろう?今解いてあげるから少しだけ待ってな」 そう言うと大地の後ろに回り、手早く縄を解いていく。 「んっ…」 「ん~…大丈夫かい?」 小さく声を発する大地に、勇儀は心配そうに聞く。 「……平気」 「そうかい…良かった」 二人が話していると、机に突っ伏して寝ていた金髪の少女が目を覚ました。 「ぅ…ん……あれれ…起きたの?」 ・
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