†A fragmented tale

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『   』 何気ない日常の景色から “人”が姿を消した。 朝。 無人の改札口 交差点 動かない車 私はそれを ただ眺めていた。 傍観者のままでいられた。 だがすぐに その世界に引きずり込まれ 私の存在はちっぽけな世界の 大きな普遍に変わる。 そしてそこで私は 世界の崩壊を見た。 崩れるビル 瓦礫の城が幾つも 築かれていく 無音の闇 そこで新しい目覚めが 光となって届いた あの世界は どうなってしまったのか 気付いたコトが 2つある。 私は創造者であり 破壊者なのだと。
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