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『 』
何気ない日常の景色から
“人”が姿を消した。
朝。
無人の改札口
交差点
動かない車
私はそれを
ただ眺めていた。
傍観者のままでいられた。
だがすぐに
その世界に引きずり込まれ
私の存在はちっぽけな世界の
大きな普遍に変わる。
そしてそこで私は
世界の崩壊を見た。
崩れるビル
瓦礫の城が幾つも
築かれていく
無音の闇
そこで新しい目覚めが
光となって届いた
あの世界は
どうなってしまったのか
気付いたコトが
2つある。
私は創造者であり
破壊者なのだと。
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