約束

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「リン…緑の国を滅ぼせっていえって…緑の国は邪魔なんだって…」 「そんな!いや!いやだよ私、言いたくない でも、いわないと…」 「なら僕がいってあげる」 「`緑の国を滅ぼしなさい'って…いってあげる」 「でもあそこはあの娘の!」 「だからこそだよ… `私の愛しい王子を奪った娘…国もろとも消してしまいなさい!' あいつらが作り出した暴君王女にはぴったりの理由だろ」 「あの娘の事忘れられるの?」 大丈夫だよあの娘の事は青の国の王子が守ってくれるよ」 リンはいつも自分よりも人を優先する だから僕がリンの願いを叶えてあげる 例えどんな事でも… 小さくて…ありふれた、幸せしかあげられないけど… それでも―― ―笑ってて
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