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( ^ω^)「…………」
私はチャンネルを拾いあげる。
|||□゚||「!!」
女はそれに気付き、涙目で私に何か懇願するような視線を送ってくる。
意外と可愛い顔をしていた。
|||□;||「……~!!」
( ^ω^)「……………」
必死で懇願の視線を送り続ける女を、更なる悲劇が襲った。
∑|||◇゚||「!!!!」
突如苦悶の表情を浮かべる女。
どうやら、画面の向こうで足がつったらしい。
|||◇゚||「(ぱく…ぱく…)」
声にならない声を出しながら、金魚の様に口をぱくぱくさせる女。
( ^ω^)「………………」
突然女の何かのスイッチが入り、女は狂ったようにテレビをぶんなぐったり、自分の体を引っ張りだそうとし始めた。
( ^ω^)「…………………」
私はテレビの電源を入れた。
“ズゴンッ”
女は勢いよく再び床にめり込み、一回転した。
そしてすぐにピクピクしているふくらはぎを押さえ、床をのたうち回った。
( ^ω^)「……………………」
今までの日常はもう二度と戻って来ないだろう。そう私は確信した。
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