スキー

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夕飯の時間が過ぎ、敦たちは帰宅するため立ち上がった ぞろぞろと部屋を出ていく 最後に部屋を出ようとした敦が一瞬振り向き、小さな声で言った 「なぁ、俺ここに泊まろうか?」 ドクンと心臓が早くなった 見透かされていたのだろうか? 夜眠れてないということが・・・ 「バーカ、何でだよ」 「心配いらねぇからさっさと帰って休みな」 精一杯の強がりでそう言った 嬉しかった 気持ちだけで十分だ
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