スキー

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横たわる緋路に駆け寄り、敦は叫んだ 「おいっ!大丈夫かっ?」 「緋路っ!!」 必死で呼び掛ける敦だったが、緋路は固く目を閉じたままだった 緋路を抱えて山を下ろうかと考えたが、小柄な敦には不可能だった 周りを見渡しても、人影はない 敦は仕方なくひとり山を降りた
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