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タオルで顔を拭きながら、健は言った。
「ねぇねぇ♪…優太の姉ちゃんの名前は??」
『星野 芽依』
優太がテーブルを拭きながら、答えた。
「優太~♪……俺、マジに芽依さんに惚れた~♪♪」
また言ったよ……健のやつ
『はあ!?……姉ちゃん、25歳だぜ!?8つも歳上!!!……健、モテるんだから……何もこんなオバサン……』
オバサン!?……優太の胸ぐらを掴む。
《優太!?今、なんつった!?》
『すっ、すごい美人なお姉さま』
ふんっ、みんな聞こえたんだけど……取り敢えず、優太から手を離す。
今度は、私から距離をおいて優太は言った。
『ほら……こんなに、喧嘩っぱやいし……どこがいいんだよ!?……それに、彼氏いるから』
喧嘩っぱやいは、同意出来ないけど……うん、彼氏はいるぞ!!!
「えーっ(泣)彼氏いるの!?」
あっ、その泣きそうな顔…………萌え~♪♪………って、私は何を言ってんだ!?
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