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パジャマに着替え、バスタオルで頭を拭きながら リビングへと向かった。
そこには、放心状態でソファーに座っている健がいた。
……やっぱ、見ちゃったよなぁ…
煙草に手を伸ばした……と同時に聞こえた二人の声。
『姉ちゃん、吸いすぎ』
「芽依さん、やめなきゃ……」
うん……ようやく、いつもの健に戻ったな♪
《いやぁ……健に見られたショックを落ち着けようと思ってさ……》
なんだかんだ言いながら、煙草を吸いたいだけの私。
「べっ、別に……芽依さんのおっぱ……」
………言いかけて、やめた健。
おっぱい見たんだ(苦笑)
言いかけてやめるなんて、可愛いじゃん!!!
『健!!!鼻血!!!』
見事、お笑いのように……健は、鼻血を流していた。
………あり得ない…………
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