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その後、どれくらいの時間が経ったのか…私は、優太の声で目を覚ました。
『姉ちゃん、お粥出来たよ』
ぼんやり目を開けると、健が覗き込んでいて……びっくりした。
《……健……近すぎ……》
可愛い顔を間近で見せられ…思わずドキドキしてしまったじゃないか……
「起きれる!?」
……ん、大丈夫……と返事をする前に……ほんの少し起こした頭の下に腕を入れられ、抱き起こされる。
……彼女いないくせに、手際がよすぎない!?
そう思いながら、上半身を起こした。
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