39/45
前へ
/494ページ
次へ
そんな私に、優太は茶碗を手渡してきた。 あっ……お粥、作ってくれたんだ……卵が入ってる。 『熱いから《あっちぃ》 『熱いからな……って言おうとしたのに』 うん、すごく熱かった!! ペットボトルの水を飲む。 そんな私から茶碗を受け取り、健は……フゥフゥし始めた。 「あ~ん……ってする!?」 なっ、何を言い出すんだ!? 《大丈夫……気を付けるから》 ……んなこと、恥ずかしすぎて……出来るはずがないっしょ!? 私は、ゆっくり冷ましながら……お粥を口にした。 .
/494ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2995人が本棚に入れています
本棚に追加