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不快な汗を流し、すっきり♪♪
でも、昨日 ずっと寝てたせいで…なんか疲れたかも……
バスタオルのままだと、また優太に怒られちゃうから……頑張って着替え終了。
髪を拭きながら、リビングへと足を踏み入れた。
『姉ちゃん……髪乾かせって……また悪化するぞ』
……うん、分かってるけど………体が言うこときかないんだよ。
「芽依さん、乾かしたげる♪」
傍によってきたのは、健だ。後ろを振り返ろうとしていた私を制し、前を向かせる健。
ブァーンという音と共に、温かい風が吹いてくる。
ん、気持ちいい♪♪
時折頭に触れる健の手が心地いい。
「こんなに長い髪乾かすの、初めてだよ~♪……さらさら~♪」
面倒くさくないのか、そんなことを言いながら 健は私の髪を乾かしていく。
『健は、姉ちゃんのこと 甘やかせ過ぎ!!!……健いないとき、俺はやんねーからなっ』
毎日、やって欲しかったのに……優太は、先に防御線をはる……チッ、先越されたか……
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