二人の間で

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健に髪を乾かしてもらい、ご満悦の私。 そんなとき、家のインターホンがなった。 もちろん、私は動かず……ほら、私 病人だし…… 当然、優太が玄関に向かう。 『……姉ちゃん、和哉さん!!』 ん!?和哉、来たの!? 立ち上がろうとした私を健が抑える。 《まだ、乾いてないから……》 ……ほんとにそれだけか!? なんて思ってる間に、和哉が優太と共にリビングに入ってくる。 優太の手には……なにやら、袋が…… 『和哉さんに、もらった♪』 《あーっ!!!アイス♪♪》 和哉を見ると、満面の笑み………でも、よく見ると……仮面の笑顔!? ………もしかして…………私のこの状況を………快く思ってない……とか!? ………でも、健もやめようとはしない……… 和哉の視線が………突き刺さる。 .
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