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《…和哉…煙草吸ってきた！？》
『ん…来るとき、車ん中で吸ったけど！？』
……キスしたとき、煙草の香りがした……
《…吸っていい！？》
『ん！？俺の口！？』
………話の流れで分かるはずなのに……
ベッドに座り、鞄からケースを取り出す。
『吸ってねーの！？』
《ん……具合悪かったし……あの二人に見張られてたら、吸えないよ(苦笑)》
普段でもうるさいのに、熱あるときに吸ったら……どうなることやら……
『……やめりゃーいいのに……』
……ｼｭｯ……と火をつけたのと同時に、和哉が呟く。
《ん～、和哉もやめる！？》
『無理！！！』
……即答かよ……芽依のためなら……とか、ないわけ！？
《……私も無理！！！》
そんな私の返事を聞きながら、和哉も煙草に火をつけた。
……うわ～、優太と健が二階に来たら……一発でバレちゃうなぁ……
《うわっ……久々に吸ったから……ｸﾗｸﾗする～》
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