二人の間で
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そんな私に、階段を上る足音は 聞こえなかった。 煙草の火を消した瞬間……和哉の口が私の口を塞ぐ。 《……ンッ……》 「芽依さ~ん…………」 ……………見られた!!!……… 「あっ……」 慌てて離れたものの……バッチリ見られた……よね!? 「……ごめん………」 健は、部屋のドアを閉めて………階段を降りていった。 部屋には、沈黙が流れる。 .
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