二人の間で

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《大丈夫……ごめんね》 そうしか言えなかった。 「謝らないでよ……なんか、得した気分だし(笑)」 そう言いながら……8つも歳下の健は……眩しい笑顔を見せた。 その笑顔に、ドキッ…とさせられ 直視できない。 だから、ごまかすように…携帯を手にとり メールを開いた。 あっ……和哉から……… 【大丈夫か⁉仕事でトラブって…戻れそうにない……ごめん】 なんだ…………今、行くよ………ってメールかと、期待しちゃったよ……… 来れないのかぁ……ふぅ…… そんな私を熱い眼差しが…………じっと見ていたのを私は知らない…… .
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