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和哉の車に乗り込み、シートベルトをした瞬間…和哉が口を開く。
『優太の友達!?……俺、めっちゃ睨まれたし…』
和哉の言葉に、思わず苦笑い。
《ん……健。なんかさぁ……惚れられた!?》
私の言葉に、吹き出す和哉。
『あははは(笑)だからか、俺……睨まれてたの………やったじゃん、芽依♪可愛い高校生に惚れられて(笑)』
ははっ……モテ期到来!?
《どうする!?和哉……高校生に取られちゃったら!?》
ニヤニヤしながら、和哉の様子を覗き見る。
『ん!?高校生に取られたら、、、終わりだな、俺』
さすがの和哉も苦笑い。
《じゃあ、取られないように……優しくしなきゃ…ねっ♪…………まずは、お昼ごはん食べたいなぁ♪》
『はいはい……取られないように……美味しいものでも食べさせて……餌付けでもしておくか(笑)』
えーっ!?餌付け!?
《ひどー》
車の中は、和哉の笑い声で包まれた。
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