真っ直ぐな瞳

二人の間で

『うわぁ！！何すんだよ』

アイス食っただけだ！！

『もう食えないじゃん！！』

はっ！？食えるだろ！？

｢じゃあ、、、俺がも～らい♪｣

と、言うより早く……健は、優太からアイスを取り上げ……美味しそうに食べ始めた。

《…………………………》　　　『…………………………』

じっと見つめる、姉弟の視線に……健が不思議顔。

｢何！？｣

……いや………それ、私が使ったスプーン………

｢へへっ♪芽依さんと間接キスしちゃった♪♪｣

………って、初めから分かってたよな！？

『健……計画的犯行かよ……』

そんな喜ばれても………

まぁ、その健の顔に弱いから……いいことにしとくか(笑)

｢芽依さんのスプーン♪｣

………ちょっと……壊れかけてるぞ、健………

苦笑いを浮かべながら、私はアイスを頬張った。

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