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その後、暫くしてから……和哉から連絡が入った。
『芽依、祭りに行かね!?』
二つ返事で了承する。
その日、和哉に聞かれた。
『……で、この前の返事は!?』
………この前の返事!?何のことか分からない私は、きょとん……と和哉の顔を見る。
『は!?マジかよ……もしかして芽依……憶えてないの!?………俺の隣にいればいいじゃん……って言ったの……はぁ……』
和哉の大きな溜め息。
《憶えてるよ!?……だから、和哉の隣に座ったじゃん……》
『はぁぁぁぁぁ……』
さっきより、更に大きな溜め息。
『あのな、芽依……俺は、そういう意味で言ったんじゃないよ………いつも隣に……って………あー、もういい!!!芽依には、ストレートじゃないとダメだわ………芽依、俺と付き合わね!?』
和哉の言葉をよく考える…………えーっ!?そういう意味だったの!?
やっと気付いた私。遅すぎ!?
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