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リビングでは、優太がコーヒーをいれていた。
『わっ、姉ちゃん……今日は、早いじゃん』
《ん……健に起こされた》
不思議そうな顔をしながら、マグカップにコーヒーをいれて 私の前に置く。
《起きて~……ってメールきた》
『マジかよ!?………何つけんの!?』
《ん~、ブルーベリージャム♪》
焼き上がったトーストに、マーガリンを塗り…その上から、ブルーベリージャムを塗り…………私のお皿にのせる優太。
朝、ボーッとしている私に………妻のように甲斐甲斐しく世話をしてくれる優太は………なくてはならない存在である。
パクっ…とトーストにかじりつく私。
うん、うまい♪♪♪
『寝ぼけてんのに、しっかり食うなんてさ(笑)』
朝食は、しっかり食べなきゃ……1日やってけないぞ!?
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