戸惑い

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会社から出て、携帯を手にした……和哉に連絡するために…… 《……もしもし、和哉!?今会社出た……》 もうすぐ、終わるらしく……和哉の会社まで向かうことにした。 駐車場につき、10分くらい待った頃 和哉が出てきた。 『芽依、わりぃ……待たせた!』 大丈夫……そんなに待ってないから………そう言おうと、和哉の顔を見た途端………涙がこみ上げてきた。 そんな私を覗き込む和哉。 『どうした!?……乗れ』 頭をポンポンと叩き、助手席のドアを開けてくれた。 .
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