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アデル「あいつらっ!」
暗殺者フロンを追って来たこの極寒の地には屍人が待ち受けていた。
前の戦地で一回り成長した彼にはさほど障害にはならなかった。
ただ彼にも諦めの気持ちが芽生えてしまうことがある。
『距離』
熟練者ではない彼には、離れている相手に傷を負わせる手段はほぼ持っていない。
さらに相手は屍人ではなく弓兵に僧侶、あちらは遠距離での戦いに長けている。
そこで彼は最後の手段に出ることにした。
それは……
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