ああ麗しき埴輪高校

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「え?民明書房!?」 「ページまたぎでつっこむるの止めてもらえないか、転校生の分際で」 「いや、分際って・・・」 「せっかく、この学校のことを説明してやってるというのに、ツッコミが甘い上にキレがない。そんなことでは・・・」 「「漫才部では生き残れないぞ!」」 ここは放課後の教室の片隅。筋肉質な2人の男に責められたひ弱そうな少年は、怯えた顔つきで言う。 「いや、俺、漫才部じゃないし・・・、そもそもそんな部活あるの?」 彼の名前は、中井昭平(なかいしょうへい)という。彼を責め立てる2人は、柔道部のエース、市道大(しどうだい)と黒羽疾風(くろばはやて)だ。 激しく中二病な名前なのはご容赦を。
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