ああ麗しき埴輪高校

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少女はたちまち起き上がり言った。 「倒れていた幼女にいきなり注射器ぶっさすって、あなたなかなかに狂ってますね。」 「まあね」 照れる中井。 「褒めてません。……まあいいでしょう。あなたを主人公に任命します」 「は?てか毒は?」 怪訝な顔をする中井に、少女は口の端を上げて笑った。 「うっそぴょーん」 「……………。」 「……………。」 「……………。」 「…今の、笑うとこ、です。」 「・・・はあ。」
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