*第1話*アスランの悲劇

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俺への不幸の招待状のご報告は、キラと分かれた直後からすでに始まっていた。 俺は一人、夕日の中を歩いていた。 いつも静かな裏通りの狭い道は今日はなんだか騒がしかった。 気づけば大きな運搬専用機が何度も往復をしている。 よくよくその機体を見てみると「セカイ引越しセンター」と書いてある。 誰か近所の人が引っ越すのであろうか? まぁそんなこと俺には関係ない。 そんなことより早く課題を終わりにしなくては・・・。 キラからのゲームの武勇伝自慢通知が入るのだから。 なんとなくそれが俺の毎日の楽しみになっちゃってたりする。 俺は少し歩くスピードをあげた。 しばらく歩くとレンガ造りの高層マンションがある。 ここが俺の住んでいるところ。 自分で言うのも何なんだけど結構高級だったりしちゃってる。 何気にお気に入りの家だったりする。 でもそんなマンションもなんだか今日は騒がしい。 ダンボールがいくつか玄関の前に置いてある。 引っ越すのは俺のマンションの住人の誰かか・・・。 俺はマンションのフロントに入り、エレベーターに乗り、俺の住んでいる709号室へと向かった。 ドアの前に立ち、俺はドアノブに鍵を差し込み、開けた瞬間・・・ さすがの俺でも固まった。
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