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出会い
私は今でも、後悔、という言葉の中にいる。
あの時、側に居れば後悔はしなかった。
2年半…。
私は悔やみ続けた。
そして、いつの間にか“過去”や“後悔”を居心地の良い逃げ場所にしている自分に気付いた。
あの頃の事を思い出そうとしても
それは、いつも色褪せた風景でしかない。
そして、いつも途切れ途切れの過去でしかなかった。
だから、私は書き始めた。
もう一度過去を
光輝く幸せな日々を
しっかり、形に残し
思い出に色を取り戻す為に…。
あれは、小学校4年生の頃から始まっていた。
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