the kiss of life

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俺は 産まれてすぐ死ぬはずだった。 心臓が停まったまま産まれてきた 何とか息をしたけど 心臓に欠陥があるって話だった。 いつ死んでもおかしくないですよ と医者のお墨付きだ。 俺は 産まれてくるべきではなかったし 産まれてはいけない存在だった。 今ではそう思える。 俺がこの感情に気付いたのは いつだっただろう。 この心臓は爆弾と同じで 取り扱いを間違えた時点で アウトだ。 俺以上に脅えていた両親は 少しでも顔色が悪いと学校を 休ませた。 家に居る時間が多く、 ベッドに居る時間が長く、 そんな中で いつも側にいてくれる存在が 貴方だった。
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