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ピピピーーー
朝…僕は親友であり、ルームメイトの"櫻田春斗"の目覚まし時計で目が覚めた。
……なんか春斗が騒いでる……煩い…。
「朝からギャーギャーうるせぇな…。黙って起きれねぇのか? このボケが…」
落ちていた雑誌で春斗の頭を叩き、睨みつけながら話す。
僕寝起きめちゃくちゃ機嫌悪いんだ。
「すっ…すみませんでした!!」
春斗が焦ったように謝ってくる。
「わかればいい。飯食いに行くから早く用意しろ。」
「はいっっ!!!」
あっ、僕の名前は"白石恭"ね。
髪はくせっ毛で栗色に染めている。
よく女の子と間違えられて男にナンパされたり、襲われそうになった事も…。
僕は男だつーの!!
「恭?」
「何!?」
「よっ用意出来たから食堂に行こうよ。」
「あっ、ごめんごめん。ちょっと待って。」
急いで用意して、春斗と一緒に食堂へ向かう。
「またホットケーキとオレンジジュースなの?」
春斗のおぼんの上にある物を見ながら言う。
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