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「別にいいだろ。うまいんだから♪」
「お子ちゃまだねー♪」
僕は春斗をからかうと春斗はムッとしたような顔になる。
「うるせーな。黙っとけ。このチビ」
僕は167cm、春斗は168cm。
…1cmしか変わらない…。
「1cmしか変わらないじゃん!!!」
「馬鹿かお前は。1cmなめんじゃねーよ。1cmは偉大なんだよ。1cmはな…」
春斗は1cmついて熱く語るが、耳にたこが出来る程聞いてる僕は軽く聞き流す。
…いつもの事をいつも通りしていたが、今日はいつもとは違った。
ザワザワ…ザワザワ
何故か周りがザワザワ言いだした。
「ん?何でザワついてるんだ?」
不思議そうに辺りを見渡す春斗。
僕も辺りを見渡し、食堂の入り口近くに人が沢山集まっているのに気づいた。
これだけ人が集まるって事は…
「生徒会が来たんじゃない?」
…生徒会…僕達の学校じゃ先生よりも権力を持つ者達。
全員顔が良いためかこうやって生徒会の人が来ると周りはざわつく。
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