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「おいコラ総太。今なんつった?」
良い雰囲気になってきたが、会長によってそれは壊されてしまった。
でも僕は副会長に名前を褒めてもらえたしもう満足だ。
副会長はなんかうざそうに会長を睨み舌打ちをする。
「チッ…役立たずって言ったんだ。天パ。貴方もう本当ダメだね。空気も読めない。 頭おもいっきりぶつけて、出血大量で、打ち所悪くて、手術も不可能になればいいのに。」
「それ遠回しに死ねって言ってねぇ?」
「いいえ。そんな言葉とても言えないよ。」
副会長は先程僕に見せた優しい笑顔じゃなく黒い目が笑っていない笑顔で言う。
「あっ、そういえばそろそろ学校に行かなきゃ入学式の準備が間に合わないよ?蓮。」
「あ?あぁもうそんな時間か…めんどくせぇ」
「貴方、会長でしょ。」
「はぁ……。」
会長は深いため息をついて春斗の頭を撫でる。
「恭。」
「へっ?あっ、何ですか?」
会長と春斗を見ていたら急に副会長が話かけてきた。
なんだろ…?
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