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「またあとでね?」
「へっ…?あとでって…あぁ入学式でって事ですね。」
「確かに入学式もだけど…他の時間にも会うよ…きっと。」
「…?他の時間にも会うって?」
僕は意味がわからず副会長に聞くと副会長は何も答えず僕に笑いかけるだけ。
「あの、意味がわからないん「じゃそろそろ行くな。」
僕の言葉を遮りそう言うと副会長は会長と一緒に行ってしまった。
春斗と二人で副会長達が出て行ったドアを見ているとふいに春斗が口を開く。
「…生徒会って変な奴らなんだな…特にだるそうに話す方…。」
「…うん…って僕達も早く食べなきゃ入学式遅刻する!!!」
時計を見れば僕達もそろそろ学校に行かないといけない時間だった。
確かに会長はどこか変わっている人っぽかったな…。
「そうだ!!……………あれ?」
「どうしたの?春斗。」
「俺のホットケーキ無いんですけどぉぉぉ!!!」
春斗の前を見ればさっきまであったホットケーキが無くなっていた。
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