Age18,June*:・☆゚

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図体がやけにデカくて しかも黒い。 それがこの店の店長だった。 年は30代後半くらいだろうか。 一見、顔の血色が悪いので 怖そうという印象も受ける。 だけど、口を開くと とても気さくで腰の低い男だった。 いよいよ面接が始まり 私はふかふかのソファーに座った。 水商売の経験もなくまだ未成年の私に 彼は丁寧に一からいろんなことを教えてくれた。 そして、一応説明が終わり何か質問があるかと聞かれ 私は遠慮なく気になることを聞いた。 「このお店はヤクザは関係ないんですか?」 そしたら関係ないと言っていた。 本当かどうかはわからないけれど まぁ、ないと言っているからそれ以上しつこく聞けないので仕方ない。 そして、もう一つ気になることがあった。 「このお店ではドレスを着るんですか?」 店長がドレスじゃなくて…と、言っていたら ちょうどカランカランとドアが開く音がした。 女の子が一人出勤してきた。
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