2692人が本棚に入れています
本棚に追加
あのあと数分歩いていたら、部屋のとは思えないほど広い扉の前についた。
「恭夜君。ここが理事長室。」
「あ!そうなんですか…?!」
こ、ここが理事長室…。
でかっ!!!!
叔父さん、無駄に豪華に設計してんな~…。
「じゃ、俺は行くからね。」
「ありがとうございました!桐生先輩!」
「和人でいいよ。」
と、別れ際に言われた。
さて、次はこっちの問題だ…。
と、和人先輩を追っていた目を扉に戻した。
あの叔父さんだもんな…。
ま、さすがに大丈夫だよな…。うん、多分。
コンコン。
「どなたー?」
「あ、九重です。」
と言った刹那。
最初のコメントを投稿しよう!