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ピピピピピ....。
「すー…。かー…。」
初めまして!だよな…?俺は九重恭夜(ココノエキョウヤ)。(自称)ごく普通の地味な高校1年生だ。
だけど普通という俺の肩書きは呆気なく壊れてしまうことになる。
このときの俺にはまだ気づけなかったんだ…。
いや気づけるわけがなかった。気づきたくもなかったけどな。
悪夢は突然やってきた。
「…う…!…ょう…!」
誰かの声に少し脳が覚醒した。
だけどまだ意識は朦朧としていた。
「…起きないとー!」
次の瞬間。
「ぐはっ!!!」
いきなり俺の腹に激痛がはしった。
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