ふざけるなっ!

2/26
前へ
/176ページ
次へ
ピピピピピ....。 「すー…。かー…。」 初めまして!だよな…?俺は九重恭夜(ココノエキョウヤ)。(自称)ごく普通の地味な高校1年生だ。 だけど普通という俺の肩書きは呆気なく壊れてしまうことになる。 このときの俺にはまだ気づけなかったんだ…。 いや気づけるわけがなかった。気づきたくもなかったけどな。 悪夢は突然やってきた。 「…う…!…ょう…!」 誰かの声に少し脳が覚醒した。 だけどまだ意識は朦朧としていた。 「…起きないとー!」 次の瞬間。 「ぐはっ!!!」 いきなり俺の腹に激痛がはしった。
/176ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2692人が本棚に入れています
本棚に追加