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「やっと起きたー?恭君。」
「…ッ!普通に起こしてっていつも言ってるだろ!母さん!!」
この俺の腹を勢いよく殴ってきた人は俺の母さんの九重亜樹(ココノエアキ)。空手の先生をしている。いい加減普通の起こし方してくれないかな…。
「えー!でも恭君が起きないから悪いんだよ?あと、お母さんのことは亜樹って呼んでって言ってるでしょ?!」
「はぁ…。はいはい。で?何?こんな時間に」
時計を見るとまだ6時30分だった。
「あー。そうだったぁ!あのね、恭君今日から常磐学園に行ってね!」
「…は??」
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