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「いつもより美味しい!!」
「いつもと違う!!」
「俺こんな旨いの初めてかも!」
「…食堂のより?」
「食堂のは食堂のとして旨いけど悠介のはちょっと違う旨さがある!!」
「…ありがとなみんな!!さっ早く食わないと冷めるぞ!」
「ああ!」
俺らは悠介特製オムライスを数分で食べきった。
俺と柚有は食器を洗いにキッチンへ向かった。
―リビング―
「…なぁ、悠介?」
「なんだ?紅哉。」
「お前さぁ、恭夜となんかいいことあった?」「ブッ!!」
悠介は飲んでいた水を吹き出しそうになった。
「あれ?図星?」
「…なんで分かった?」
「オムライス。いつもとなんか違うし。それで、いつもと違うこと=恭夜っつーことでな。」
「はぁ…。」
「恭夜のことがそんなに好きかぁ?」
「…さぁな。恋なんてしたこともねえからな。恋がどういうもんかもわからねぇ。」
「ふ―ん…。」
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