402人が本棚に入れています
本棚に追加
ゴリラ「タツ…帰ってこぉへん。」
シロ「そんな顔すんなや。そのうちヌボォーと帰ってくるわ。」
ヌボォー
タツ「ただいま。」
シロ「ほんまにヌボォーと帰ってきよった!!」
タツ「何のこと?」
シロ「いや、なんでもない。」
ゴリラ「それより!スバは!?おった??」
タツ「おん、心配せんでもスバ君なら大丈夫や。」
ゴリラ「そぉか~よかった。」
タツ「…あ、そういえばスバ君と屋上におったら可愛い女の子が来てん♪」
シロ「スバとおった?一緒におったんか?見つけたらすぐ帰ってこいゆうたやんけ。」
タツ「それが、見つかってもうて。」
シロ「お前はほんまに…。」
タツ「いいやん、しゃぁなかったの。」
ゴリラ「んで、可愛い女の子ってどんな子やったん?」
タツ「え?あー、雛てゆう名前でぇどことなくゴリラに似てたなぁ~。」
ゴリラ「ひ、な…?」
タツ「どうかしたん?」
ゴリラ「…」
タツ「ゴリラ?」
ゴリラ「ぇ!?あっいや大丈夫。なんでもない。」
タツ「…ふぅん。」
明らかにどこか様子がおかしいゴリラに疑り深い目を向けるタツ。
シロ「ゴリラに似てんのか…可哀相に。」
ゴリラ「なんやとぉ?こらぁ。」
シロ「しっ失礼しました(-_-||)」
タツ「あ、いやでも似てるっていっても顔とかやなくて、雰囲気とか性格とかやから。」
シロ「へぇ~。」
ゴリラ「雛…かぁ~。」
最初のコメントを投稿しよう!