3

9/12
前へ
/43ページ
次へ
        ゴリラ「タツ…帰ってこぉへん。」   シロ「そんな顔すんなや。そのうちヌボォーと帰ってくるわ。」     ヌボォー     タツ「ただいま。」   シロ「ほんまにヌボォーと帰ってきよった!!」   タツ「何のこと?」   シロ「いや、なんでもない。」   ゴリラ「それより!スバは!?おった??」   タツ「おん、心配せんでもスバ君なら大丈夫や。」   ゴリラ「そぉか~よかった。」   タツ「…あ、そういえばスバ君と屋上におったら可愛い女の子が来てん♪」   シロ「スバとおった?一緒におったんか?見つけたらすぐ帰ってこいゆうたやんけ。」   タツ「それが、見つかってもうて。」   シロ「お前はほんまに…。」   タツ「いいやん、しゃぁなかったの。」   ゴリラ「んで、可愛い女の子ってどんな子やったん?」   タツ「え?あー、雛てゆう名前でぇどことなくゴリラに似てたなぁ~。」     ゴリラ「ひ、な…?」   タツ「どうかしたん?」   ゴリラ「…」   タツ「ゴリラ?」   ゴリラ「ぇ!?あっいや大丈夫。なんでもない。」   タツ「…ふぅん。」   明らかにどこか様子がおかしいゴリラに疑り深い目を向けるタツ。   シロ「ゴリラに似てんのか…可哀相に。」   ゴリラ「なんやとぉ?こらぁ。」   シロ「しっ失礼しました(-_-||)」   タツ「あ、いやでも似てるっていっても顔とかやなくて、雰囲気とか性格とかやから。」   シロ「へぇ~。」   ゴリラ「雛…かぁ~。」        
/43ページ

最初のコメントを投稿しよう!

402人が本棚に入れています
本棚に追加