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        スバ「ふぅ~…。」   病室の前で立ち止まり深呼吸をしてみる。   スバ(ここは、スパッと男らしく謝ろう!ほんで真相をゴリラから聞こう!)   ヨッシャと小さく気合いを入れてドアに手をかけ思いっきり開けた。   スバ「シロブタ!さっきは言い過ぎて悪かった!」     ………。     スバ(ん?)   謝ったと同時に頭を下げたスバはあまりの沈黙に顔をあげた。     ゴリラ「…びっくりしたぁー。シロブタなら帰ったで?」   スバ「は?」   ゴリラ「今さっきな。…タツも一緒に連れてかれたわ。」   スバ「…なんやねん!もぉっ。せっかく謝りに来たったゆうのに。」   ゴリラ「まぁ、そういいなや。あいつも仕事忙しいみたいやし。」   ほらっといってゴリラはスバにベッドの横の椅子に座るように促す。 それに応じてスバは椅子に近寄るが力が抜けたのかトボトボと歩いてトスンッと力なく座った。   ゴリラ「なんやねんな。」   スバの様子にゴリラは飽きれたような顔をしている。   スバ「…俺、初めてやったのに。」   ゴリラ「なにが?」   スバ「シロブタに謝んの。…なんか、非常に虚しい。」   ゴリラ「ハハッ!しょーもない!」   スバ「しょーもないゆうな!俺がどれだけ勇気を振り絞ったことか…!!」   ゴリラ「フッフフッ…すまんすまん。それもそうやな。スバにしてはよぉがんばってたわ。」   スバ「いつまでわろとんねん!」   ゴリラ「いや、悪い悪い。それより、シロブタももったいないことしたな、もう一生スバから謝罪の言葉なんか聞けへんやろうに。」   スバ「当たり前じゃ。もう一生謝ったらん!!」       その頃シロブタは…   シロ「ハックション!!」   タツ「大丈夫?風邪?」   シロ「…絶対俺の噂だれかしてるわ。モテる男も辛いな!」        
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