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スバは、んっとシロブタにコーヒーを差し出すと自分の分も持ってきて飲み出した。
シロ「ありがと。…珍しいな。」
スバ「何が?」
シロ「え、だっていっつもやったら、こぉゆうの自分でやれやとかゆうやん。」
シロブタはスバが作ってくれた牛乳入りのコーヒーを一口飲んで満足そうにする。
スバ「別に…いっつも俺は優しいわ。」
スバの様子を見て何かを察したようにシロブタはふふっと笑った。
スバ「なんやボケ。」
シロ「素直じゃないなぁ~。」
満面の笑みを浮かべるシロブタとは対象に不服そうな顔をするスバ。
シロ「…そういえばお前晩飯まだやろ?今日は俺が作ったるわ。」
スバ「…そっちの方がよっぽど珍しいやんけ。」
スバはキッチンへ立つシロブタを横目で見ながらもどこか少し嬉しそうな顔をした。
シロ「ゆっとっけど、俺料理作ったことないから。」
さっきの顔とは打って変わってスバはポカーンとした表情を浮かべた。
スバ「しょーもな…。」
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