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私はあの光景が頭から離れなかった。
サクラ
「幸せだったのになっ」
昨日は隣で潤が笑ってたのに今日はいない。今日からいない。私はそう思うと涙が止まらなかった。
サクラ
「夢だったらグス…早く…覚めてほしい…ヒック…でも夢じゃないんだよね…」
私は涙を止める事はできなかった。学校も一時間めから具合が悪いなどと言って授業をサボった。私は1人になりたくて学校を抜け出し近くの協会に入った。
サクラ
「グス…私バカみたいじゃん…ヒック」
?『あの…』
私は涙を慌てて拭き声のする方をみた。そこには1人の男の人がいた。
?『すみません泣いてる所を邪魔してしまって…』
サクラ
「いえ…別に。」
?『俺、柊 翼です。昨日引っ越してきて今、いろいろと下見してたんですけどまだわからなくて。』
サクラ
「あっもしかして☆☆中学にくる転校生?」
翼『俺の事知ってんすか?』
サクラ
「詳しい事は良く分からないけど昨日先生から少しだけ話あった」
翼『そっか。俺1⃣ー3⃣組なんだって』
サクラ
「クラス一緒ね♪よろしくね翼君」
翼『君の名前は?』
サクラ
「あっ忘れてた…」
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