第二楽章 PART1

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(まぁ、関係無かったら愛桜の事だから、話さなかっただろうな) 「関係無かったら、たぶん紅莉にこの話はしなかったと思う。信頼してないからとかじゃないの。いつか時期が来たら話そうと思ってた。でもそれはもっと先になるはずだったんだけどね」 「そうだったんだ」 (やっぱりねww) 予想通りの言葉が返ってきたので、紅莉は心の中で笑った。 「本当にごめんね。でも、紅莉がKaratのファンだなんて知らなかったな」 「そりゃあ、親友が音楽に興味無いの知ってるのに、そんな話題出すわけないじゃん」 「それもそうか…」 (そういえば、紅莉と音楽のこと話したのなんて私が音楽に興味無いって言ってから初めてだ…) 「そうだよ。ところで、話の続きだけど……」 「うん」
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