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君のボールはいつも
僕の届かない所まで飛んでいく
それでも君は
僕にボールを投げ続けた
とれるわけないと思ってる球も
呆れながらも
必死に成って追う
『とれなくてもいいよ』と
微笑んで欲しくない
今まで見逃してしまった
優しさや愚痴や他にもいろいろを
必死に成って追う
キャッチボールは続いていく
いつまでも…いつまでも
続いていく
上手く成ってからは
少し距離を置いている
それでも心は近付いていく
君の声が遠くなる
それでも心のコエは近くなる
君がいつも僕に投げ掛けてくるのは
カーブのような
へそ曲がりな愚痴に
消える魔球のような
誰も敵わない優しさ
~End~
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