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通常学級が使う教室の後ろ半分に、3つの部屋を作るように、2つの大きな板の仕切りがしてあります。
情緒学級では、障がい程度の違い(コミュニケーション能力)などもあり、一人でないと勉強に集中出来ないのです。
通常学級ではランドセルを入れる棚に、その児童に応じた教材が入っています。
担任が、教科書に添いながらも、児童に不足する部分を補うために、プリントや算数ブロックなどを、その棚から準備します。
普段は、棚には目隠しの布をかけてあります。でないと、目に見えるものに興味を示し、教材が玩具になってしまうからです。
教室前部は、情緒障がい児がみんなで作業する場所として、大きな机が置いてあります。片隅にはブロックや絵本などの玩具もあります。
窓際に「簡易休憩室」が作ってあり、パニック状態を落ち着かせるためなどに用いています。
担任デスクは、教室のど真ん中にあります。どの位置からも児童の動きがわかるようになっています。
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