41人が本棚に入れています
本棚に追加
今日は土曜日だったので半日で学校が終わり、
涼は隼人と舞の2人と校門に向かい歩いていた
「ううっ…つかなんで、俺が…」
涼はまだ微かに痛むみぞおちをおさえている
「ホントごめんね、まさか涼は被害者だとは」
そう言って舞は涼に向かい手をあわせて謝る
「いいぜ、俺が許可する」
隼人が舞に向かって笑顔でこたえた
「てめーは、黙ってろよ」
「うわー、涼が怒った(笑」
「はいはい、落ち着いて落ち着いて、も~ホントに子供なんだからさ~」
そんなこんなで校門からでた
「なぁ涼」
「んっ?」
「今から飯食い行っていい」
「なんでだよ…」
「…………金がね~」
「たくっ、しょうがね~な」
「んじゃ、わたしも~」
舞が勢い良く手を挙げる
「なんで舞まで」
涼は軽く驚いた感じにききかえす
「あれれ、隼人はよくて私はダメなの?」
舞がにっこりと笑いながら涼ににじり寄ってきた
「それとも、私がいると困ることでもやるのかな」
「どうぞ、いらしてください」
「やった~」
舞が飛び跳ねてるうちに涼は隼人に近づく
「なぁ」
「んっ?どした涼?」
「たしか、お前舞と幼なじみだったよな…」
「まぁ~そ~だな」
「舞って小さいのころどうだったんだ…?」
「………………………………」
「…………初めてお前に同情するぞ…」
涼は隼人の肩をたたいた
「ん~?何してるの」
舞が聞いてきた
「「何にも」」
「?、まぁいいや、行こう」
「「はいよ」」
3人は並んで歩きだす
最初のコメントを投稿しよう!