始まりの朝

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今日は土曜日だったので半日で学校が終わり、 涼は隼人と舞の2人と校門に向かい歩いていた 「ううっ…つかなんで、俺が…」 涼はまだ微かに痛むみぞおちをおさえている 「ホントごめんね、まさか涼は被害者だとは」 そう言って舞は涼に向かい手をあわせて謝る 「いいぜ、俺が許可する」 隼人が舞に向かって笑顔でこたえた 「てめーは、黙ってろよ」 「うわー、涼が怒った(笑」 「はいはい、落ち着いて落ち着いて、も~ホントに子供なんだからさ~」 そんなこんなで校門からでた 「なぁ涼」 「んっ?」 「今から飯食い行っていい」 「なんでだよ…」 「…………金がね~」 「たくっ、しょうがね~な」 「んじゃ、わたしも~」 舞が勢い良く手を挙げる 「なんで舞まで」 涼は軽く驚いた感じにききかえす 「あれれ、隼人はよくて私はダメなの?」 舞がにっこりと笑いながら涼ににじり寄ってきた 「それとも、私がいると困ることでもやるのかな」 「どうぞ、いらしてください」 「やった~」 舞が飛び跳ねてるうちに涼は隼人に近づく 「なぁ」 「んっ?どした涼?」 「たしか、お前舞と幼なじみだったよな…」 「まぁ~そ~だな」 「舞って小さいのころどうだったんだ…?」 「………………………………」 「…………初めてお前に同情するぞ…」 涼は隼人の肩をたたいた 「ん~?何してるの」 舞が聞いてきた 「「何にも」」 「?、まぁいいや、行こう」 「「はいよ」」 3人は並んで歩きだす
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