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軍事用ゴーレムであるサーバントの操り手は【マスター】と呼ばれ、マスター>サーバントの主従関係にあることが一般的。
ゴーレムもサーバントも、その動作はマスターによる魔力操作にて行われるのだが、ゴーレムとサーバントの圧倒的な違いは
①【サーバントは独自の知能を備えている】
②【操り手との精神リンク機能により、ゴーレムには不可能な動作が可能になる】
の2点では無いだろうか。
ただし、この2点。
良いことばかりではない。
①に関しては、サーバントの操り手としてマスターに決まった時点で【相性の良い知能(ブレイン)】が与えられるのだが、中には一癖も二癖もある曲者ブレインも存在する。
詳しくは作中にて。
②に関しては、マスターの意識をサーバントのブレインに融合させる(リンク)ことで、より繊細で素早い動作や、まるで人間のようなアクロバティックな動きが可能になる反面、サーバントへのダメージが【擬似的な痛み】としてマスターに伝わってしまう。
その【擬似的な痛み】は脳への影響が大きく、許容量を越えてしまった場合はマスター自身が気絶―――時には【死】に至るケースもある。
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