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サーバントは幾つかのパーツにて構成されている。
強力なパーツはそれだけ魔力の使用量が大きく、マスター各々の魔力上限(キャパシティ)がパーツの総魔力量を越えてしまうと、サーバントは全く動かない。
よって必然的に、マスターは自分自身の能力を超えたサーバントを操る事は出来ない。
サーバントを構成するパーツは次の6種類。
★ ボディ
サーバントを構成する上で、もっとも重要なパーツ。
大きく分けて、人型・虫型・獣型の3種類がある。
【コア】と呼ばれる心臓部を有し、コアの破壊はサーバントの活動停止を意味する。
★ ブレイン
先程少し触れた、サーバントの頭脳となる自立回路。
基本的には喋り、ある程度の感情を備えている。
★ マナバッテリー
魔力を蓄える鉱石。マスターより注がれた魔力を、サーバントを動かす為に効率良く変換する。
★ エンジン
動力源。
エンジンと言うと固体で想像してしまうが、サーバントに使われるエンジンは【円陣】と呼ばれ、魔法陣のような物である。
マナバッテリーより送出される魔力は、まずここを経由して全体に巡る。
★ ウェポン
そのまんま、武器。
大きく分類すると、固体としての形を持つ物質型と、形のない魔法型の2種類。
爪や小剣、盾などの近距離タイプ。
長剣や斧などの中距離タイプ。
弓や銃などの長距離タイプ。
槍や棍は2距離をカバーする物が多く異距離タイプと呼ぶ。
また、衝撃や引き寄せと言った追加効果を生み出すウェポンもある。
この他に、間合いを選ばず使いやすい全距離タイプはサブウェポンとして好まれ、魔法型のウェポンは全距離もしくは異距離タイプがほとんど。
魔法型ウェポンには、炎・氷・雷・無の4属性がある。
★ アクセサリー
サーバントの基本能力を補助する役割を担うパーツ。
同じ作りのサーバントが2体あっても、アクセサリーの付け方によっては全く別物の性能になる場合もある。
装甲に描く特殊なペイントや、円陣部に直結するもの、アクセサリー自体に魔力が蓄えてあるサブバッテリーなど様々である。
中には、魔法型ウェポンを装備し、魔法使いっぽい雰囲気を出すためだけの【三角帽子】と言ったアクセサリーを好むマスターも多い。
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