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入学式の翌日
チャリがパンクした俺(雄介)はバスの外から見える桜を俺はボーッと眺めていた
普段はチャリで長坂と呼ばれる、緑区と旭区の堺のこの場所を必死に登るのだが
昨日の帰りにチャリがパンクしたので、仕方なくバスを使う事に…
と言っても、中山町からだから
駅乗りのヤツらからは多少、煙たがられるのだが…
宮の下に着くと、1人の女の子が俺の右隣に座ってくる。外はまだ少し冷えるのか、チェックマフラーをしている
彼女の名前は木下優樹奈
実を言うと、1年以上付き合ってる俺の彼女
去年の春、桜舞い散る長坂谷公園で俺達は出会い、恋をした
だけど、友達の風間からは釘を刺されている
風「お前は人気あるから、今は彼女が居るなんて言っちゃダメだ」
なんて言うしよ
優樹奈もその辺を考慮してくれたらしい
すると
優「おはよ…」
上「おぅ」
愛想無く挨拶してきた
そして、2人で窓の外を眺める
今年もこの場所の桜は綺麗です…
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