334人が本棚に入れています
本棚に追加
その女子は俺を見つけると、ゆっくりと近付いて来た。
「貴方が田崎翔ですか?」
俺は肯定の意を示すと、その女子は言葉を続けた。
「私は貴方の事をずっと見てました。……その……こんな事を言うのも何ですが……」
恥ずかしいのか?モジモジしている。
だが、不覚にもその姿は可愛らしいと思ってしまった。
な~んか、後ろから強烈な視線を浴びせられているのは気のせい……………だよな?
最初のコメントを投稿しよう!